最近、テレビやSNSで保護猫活動について多く取り上げられるようになりました。
そのおかげもあって、猫の殺処分数は過去最少値に辿り着いてます。
保護猫たちの過酷な過去や、幸せになっていく様子を見て、
と思う猫好きさんもいるのではないでしょうか?
猫が大好きでも、金銭面やアレルギーなどの問題もあって、だれでもすぐに猫を飼えるわけではありません。
でも、猫を飼えなくても保護猫活動はできます!
いきなり「預かりボランティアを始めよう!」としなくても、一歩一歩小さなことから始めて、学んでいけばいいと思います。
この記事では、少しでも「猫たちを幸せにしたい!」と思っている方が、始められる簡単な保護猫活動やボランティア活動の参加方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください!
✓保護猫ボランティアの探し方、心得が理解できる。
「猫を飼えなくても」殺処分ゼロのためにできること
いきなり「野良猫を保護して不妊手術!」とか難しいですよね。
それに野良猫は人に馴れていない猫がほとんどで警戒心も強く、ケガをするリスクもあります。
まずは小さな保護猫活動から始め、学んでいきましょう。
保護猫活動について知る
保護猫活動をするには、「保護猫活動とは何か」を知る必要があります。
今はテレビやSNSでも広まっていますが、数年前までは「保護猫」という名前も知られていなかったのではないでしょうか。
猫の現状を知ることで、自分に何ができるか考えるきっかけになると思います。
最近はテレビでも保護猫活動の実情について取り上げられています。
日本テレビ「嗚呼!!みんなの動物園」は、保護猫・保護犬についての特集が多く、それらの実情についてわかりやすく学べます。
預かりボランティアは、人馴れしていない保護猫と同居することで、人間は怖くないと知ってもらうボランティアです。
こちらは、「嗚呼!!みんなの動物園」の公式YouTubeです。
実際の保護猫はどんな感じか、どのように接したらよいのかなど学べるので、是非ご覧ください!
保護猫カフェへ行く
「保護猫カフェ」とは、保護猫と実際に触れ合うことができるカフェです。
従来の「猫カフェ」と比較すると、
✓営業の目的は、猫の殺処分を減らすことと、保護猫が幸せになれる家を見つけること。
✓料金はワンドリンクで1時間1500円程度。
✓元野良猫も多いので、人に馴れていない猫も多い。
✓気に入った猫がいて、条件が合えば里親になることができる。
お店にいる猫はすべて保護猫なのでほとんどが雑種の猫です。一匹一匹に物語があり、個性的な猫がそろっているのが特徴です。
人に馴れていない猫もいるので、無理に接しようとしないのが鉄則です。
寄付をする
保護猫活動したいけど「時間がない!」
というときは保護猫活動団体への寄付も、保護猫活動の一つです。
活動理念に共感できる団体にそのまま募金でもよいし、ボランティア団体によっては猫砂・フードなど寄付してほしいものをピックアップしているところもあります。
ボランティア団体さんは、どこも自己負担で活動しているので寄付をしてもらえるのは非常にありがたいです。
このサイトからボランティア団体を選ぶと、それぞれの団体が寄付してほしい商品が掲載されており、購入するとそのまま保護団体のもとへ配送されます。
ぜひ、お近くの都道府県や、頑張ってほしい!応援したい!と思う団体へ贈ってみましょう。
保護猫活動への寄付に繋がる商品を購入する
「寄付につながる猫グッズはないかな?」
という方は、購入することで寄付に繋がる商品を選んでみましょう。
猫グッズを購入して保護猫活動を応援
NECO BASKET
こちらは猫の形のハンドバッグです。収益の一部が保護猫団体「ネコリパブリック」の寄付に繋がります。
厚手の革を使用しているので、長年使用することで手に馴染んでいく様子を楽しめます。
牛革を使用していますが、こちらは自然死した動物の革を使用し、生きていた形を残すため商品を産み出しています。
ふるさと納税で保護猫活動を応援
ふるさと納税とは、寄付金のうちの2000円を超える額の住民税の還付が受けられる制度です。
ふるさと納税をすることで保護猫団体への寄付に繋がるものを紹介します。
岐阜県飛騨市は保護猫団体「ネコリパブリック」と連携して、ふるさと納税が猫助けの支援に繋がるよう「SAVE THE CAT HIDA」を立ち上げました。
ふたりと猫のごちそう箱 詰め合わせセット
【ふるさと納税】飛騨猫助けラーメン12食セット(醤油・味噌・端麗だし)
飛騨市のラーメンなので、味は間違いなくおいしかったです!湯で時間がたったの1分なのも嬉しい!
保護猫ボランティア活動に参加する方法
ここまで述べたものも立派な保護猫への貢献ですが、
でも「それじゃ物足りない!もっと実際に保護猫を助けたい!」という方は、保護猫ボランティア活動に参加して体験してみましょう。
保護猫ボランティア団体を探してみよう!
実際にどのようなボランティア団体があるのか探してみましょう。
自分に合ったボランティア団体があれば、勇気を出して参加希望の連絡をしてみましょう!
自宅から通いやすい場所を探す
保護猫シェルターでの飼育ボランティアに参加しようと思ったら、通いやすい場所でないと続きません!
通うのに時間がかかると、それだけ猫のお世話にかける時間も減ってしまうし、通うだけで疲れてしまいます。
まずは自分の地域周辺に保護猫ボランティア活動をしている団体がないか検索してみましょう。
活動を見て、応援したいと思った団体を検索する
最近では、YoutubeやInstagramなどに投稿をしている保護猫団体も多くいます。
そんな中で、「この団体の考え方に賛同できる!」「応援したい!」と思った団体に参加してみましょう。
ボランティア活動には報酬は出ないので、参加に一番必要なのは「やる気」です。
参加して「楽しい!」と思えることが大事です。
さあ、体験してみよう!
保護猫シェルターにはたくさんの猫がいますが、人に馴れていない猫がほとんどです。
たくさんの個性的な猫が在籍しており、それぞれ歴史があります。
ボランティアに参加しているスタッフは猫について詳しい方が多くいますので、まずは猫との接し方、お世話の方法、注意点などをよく教えてもらいましょう。
実際に猫のお世話をしたり、遊んだりして、猫の喜ぶ姿を目の当たりにできるのが醍醐味です。
通い続けることで、猫たちがご飯を食べられるようになったり、人に馴れてきたりなどの変化がわかるようになってきます。
✓保護猫は人に馴れていない猫がほとんどです。容易に触ろうとするとケガをする恐れがあります。
✓シェルターに来たばかりの猫は病気を持っている可能性もあるので、自宅の猫にうつさないよう家に帰ったらすぐに手足を洗って、着替えましょう。
あくまでもボランティアですから、自生活を妨げない程度に少しずつ参加することがお勧めです。
猫を飼えなくてもできる保護猫活動;まとめ
✓猫を家で飼えなくても、保護猫活動について学んだり、保護猫カフェに行ったり、寄付することで猫のためにできることはたくさんある。
✓より保護猫活動に踏み出したければ、保護猫ボランティア団体の活動に参加してみよう!
猫の殺処分はこれまででは過去最少の数値になりましたが、いまだ毎日50匹以上の猫が殺処分されている状況です。
一人一人が「猫が好き!この小さな命を大切にしたい!」この思いを持つことが一番だと思います。
少しずつ歩み寄ることで猫の殺処分ゼロに繋がっていくと思います。